Y!mobile(ワイモバイル)の安い月額料金は魅力ですよね。ドコモから乗り換えたいとお考えの方も多いでしょう。ただし乗り換える場合、今使っているドコモのスマートフォンやタブレット端末は、ワイモバイルのSIM/eSIMで使えるの?と疑問に思うはず。この記事では、あなたがお持ちのドコモ端末をワイモバイルのSIMカード/eSIMで使うことができるかどうか確認する方法を紹介します。
なお、iPhoneに関しては以下の記事をご覧ください。iPhone6s以降の機種はワイモバイルに対応しています。
⇒ドコモ版iPhoneでY!mobile(ワイモバイル)に乗り換える方法
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ドコモのスマホをワイモバイルで使うための3ステップ
- Y!mobile(ワイモバイル)「動作確認済機種一覧」に掲載されているドコモ端末かを確認する
- SIMロック解除できるドコモ端末かを確認する
- Y!mobile(ワイモバイル)乗り換え後もお住いのエリアでドコモ端末+ワイモバイルSIMを使えるかを確認する
Y!mobile(ワイモバイル)「動作確認済機種」に掲載されているドコモ端末か?
お持ちのドコモ端末がY!mobile(ワイモバイル)の「動作確認済機種」に掲載されているかどうかをチェックします。ワイモバイルのホームページで確認できます。機種名が記載されていればひとまずOKです。
⇒Y!mobile(ワイモバイル)「動作確認済機種一覧」を見てみる
キャリア欄で「docomo」を選択し、ご自分がお持ちの機種のメーカー(SONY、Goole、Samusungなど)選びます。
↓こちらはSONYのスマホ機種Xperiaの一例です。機種名の右端に〇や△がありますね。「〇:ご利用いただけます」「△:一部ご利用いただけます」という意味です。△の表示が付されているドコモ機種はワイモバイルSIMでは一部の機能が使えないので注意しましょう。
音声通話の転送機能を使えないドコモ機種に注意しましょう。
一部のドコモ端末は転送設定できません。どの機種が転送不可であるかは動作確認済機種一覧で確認できます。転送機能を使わない方はたとえ、△となっていても気にする必要はありません。
SIMロック解除できるドコモ端末か?
2021年8月27日以降に発売されたドコモ機種にはSIMロックが設定されていません。そのためSIMロック解除手続きは不要です。
ドコモで買ったスマートフォンやタブレットには”SIMロック”がかかっていました(現在販売されているスマホはSIMフリーです)。ワイモバイルのSIMカード/eSIMを使うためにはSIMロック解除をしなくてはいけません。まずはお持ちのスマートフォンやタブレットがSIMロック解除可能な機種かどうか確認しましょう。ドコモのホームページで確認できますよ。
(2015年夏以前に発売された機種のなかにはSIMロック解除できないものもあります)
具体的な手続きについては以下の記事をどうぞ。
⇒ドコモからワイモバイルに乗り換え!SIMロック解除の条件と手続き流れ
Y!mobile(ワイモバイル)乗り換え後もお住いのエリアでドコモ端末+ワイモバイルSIMを使えるか?
都市部にお住まいの方は問題ないのですが、そうでない方は注意が必要です。都市部では使える機種であっても、山間部ではつながらないといった困った事態になることもあります。お住まいの地域やご利用のエリアで使えるかどうかチェックしておきましょう。チェック方法を書いておきますね。
ドコモ端末の対応周波数をチェック
お持ちのドコモの端末がどの周波数帯に対応しているのかチェックします。周波数帯というのは電波の種類と考えていただければよいです。ドコモのホームページに各機種の対応周波数帯が掲載されています。
ここでは一例を挙げて説明します。
例:Xperia Z2 SO-03F
機種名「Xperia Z2 SO-03F」でグーグル検索すると、ドコモの公式ホームページがヒットします。
「機能一覧」のなかの「基本スペック」を見ます。「対応周波数」が掲載されていますので、どの周波数に対応しているかチェックします。
↑「Xperia Z2 SO-03F」の場合は、2GHz、1.7GHz、1.5GHz、800MHzに対応していることが分かりますね。
Y!mobile(ワイモバイル)のエリアをチェック
ワイモバイルの対応周波数帯は、2.5GHz、2.1GHz、1.7GHz、900MHzです。ドコモの「Xperia Z2 SO-03F」が対応している周波数と見比べてみます。
ワイモバイル | ドコモ 例:Xperia Z2 SO-03F | |
---|---|---|
2.5GHz | ○ | |
2.1GHz | ○ | |
2GHz | ○ | |
1.7GHz | ○ | ○ |
1.5GHz | ○ | |
900MHz | ○ | |
800MHz | ○ |
今回の例では共通するのは1.7GHzだけです。つまり、1.7GHzのエリアでしかつながらないことになります。では1.7GHzはどのエリアで使われているのでしょうか。ワイモバイルのホームページで調べることができます。
たとえば⇒【Y!mobile(ワイモバイル)】1.7GHzエリア
東京では広いエリアで使用可能です。
一方、北海道では札幌や帯広などの都市部を除いてほどんとエリア外です。
以上のように、ドコモとY!mobile(ワイモバイル)では共通する周波数が少ないことから、エリアによってはつながらない場合もあります。
各周波数に対応するエリアについてはこちらのページから調べることができます(スクロールしてページ下方の「他社が販売する携帯電話機を利用する際のご注意事項」をご覧ください)。
⇒【Y!mobile(ワイモバイル)】周波数別サービスエリア
ドコモとワイモバイル(=ソフトバンク)の5G周波数帯の違いについて
ドコモとワイモバイル(=ソフトバンク)では5G周波数帯が異なります。ドコモ端末はワイモバイルの5G回線に対応していない可能性があります。ワイモバイルで5G回線を使いたい方はお持ちの機種の5G対応周波数をご確認くださいね。
事業者名/周波数帯 | 3.7GHz帯(n77) | 3.7GHz帯(n78) | 4.5GHz帯(n79) |
---|---|---|---|
ドコモ | 〇 | 〇 | |
ソフトバンク (Y!mobile含む) | 〇 |
ちなみに5G回線対応のドコモ版iPhoneはワイモバイルの5G回線で使えます。Androidの場合は機種によって異なります。
最後に、ワイモバイルでドコモ端末をお使いになる方へ
ドコモとワイモバイル(=ソフトバンク)では使用している周波数が違います。ドコモが販売しているスマホは、機種によっては、ワイモバイルの周波数に対応していない場合もあります。都市部で使う分にはほぼ問題ないのですが、地方では注意が必要です。
といっても、最近ではワイモバイルの周波数に対応した機種がドコモから数多く発売されています。実際に、私がドコモで購入したXPERIA SO-05Kもワイモバイルに対応していました。SIMカード/eSIMのみを差し替えればワイモバイルの料金プランで通話やインターネットを楽しめますよ♪
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