【解説】SoftBank 光「おうち割光セット」割引を受けるための必須オプション

ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーがご自宅のネット回線を「SoftBank 光」「SoftBank Air」などソフトバンクブランドに揃えることで割引を受けられる「おうち割 光セット」。

スマホ・携帯の月額料金から毎月500円～1,000円ほど割引になります。少しでも通信料金を節約したいとお考えの方には大変お得なセット割引ですね。興味をお持ちの方も多いでしょう。

「SoftBank 光」をお申し込みの方が「おうち割 光セット」割引を受けるためには、指定オプションへの加入が必須となっています（「SoftBank Air」には必須オプションはありません）。

この記事では、「おうち割光セット(SoftBank 光)」の必須オプションについて解説します。参考にどうぞ。

「おうち割 光セット」割引を受けるためには指定オプションへの加入が必須

ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーが「おうち割 光セット」による割引を受けるためには、以下3つの「SoftBank 光」オプションへの加入が必須となっています。

• 光BBユニット
• Wi-Fi マルチパック
• 電話サービス
  • ホワイト光電話
  • 光電話(N)
  • BBフォン

オプションパック月額利用料（セット割）

「3つも加入したらオプション料金が高額になるんじゃないの？」と心配になりますよね。その点はご安心ください。オプションはセット料金で利用できます。

電話サービスにより550円/1,100円/1,650円と金額に幅があります。それほど固定電話をつかない方であれば月額550円でOK。なお、「ホワイト光電話」「光電話(N)」「BBフォン」の違いについては後ほど説明します。

「おうち割光セット」必須オプション「光BBユニット」とは？

「光BBユニット」は「SoftBank 光」専用のブロードバンドルーターです。ソフトバンクからレンタルします（オプションを申し込むと郵送されてきます）。ご自宅でWi-Fi通信ができたり、IP電話を使えたりと便利な機器です。また、「光BBユニット」を経由することで通信の混雑を避けることができ快適な通信速度を保つことができます。ご自分で簡単に設定できます。

「光BBユニット」の型番をチェックしよう！

ご自宅に「光BBユニット」が届いたら必ず型番をチェックしましょう。型番は「E-WMTA2.2/2.3/2.4」の4タイプです。もし「E-WMTA2.1」でしたら、交換してもらいましょう。というのも「光BBユニット」には2種類ありまして、片方は高速に対応していますが、もう片方は対応していません。ですから高速通信に対応した「E-WMTA2.2/2.3／2.4」を届けてもらうようにしましょう。

• E-WMTA2.2／2.3／2.4：通信速度　最大1Gbps（上り／下り）
• E-WMTA2.1：通信速度　最大100Mbps（上り／下り）

光BBユニット本体の側面に、「E-WMTA2.2」、「E-WMTA2.3」または「E-WMTA2.4」のラベルが記載されていないものは「E-WMTA2.1」です。

「おうち割光セット」必須オプション「Wi-Fi マルチパック」とは？

「Wi-Fiマルチパック」はご自宅内でWi-Fi通信を利用するためのサービスです。スマートフォンやノートパソコン、ゲーム機などを無線でインターネットにつなぐことのできる便利な機能です。

「おうち割光セット」必須オプション「電話サービス」とは？

IP電話サービスへの加入も必須条件です。IP電話とはインターネット回線を使った電話サービスのこと。通信料金が安くご自宅の電話を使う機会の多い方にはお得なサービスですよね。ソフトバンクのIP電話サービスには「ホワイト光電話」「光電話(N)」「BBフォン」の3つがあります。

「ホワイト光電話」「光電話(N)＋BBフォン」「BBフォン」どれを選択すればいい?

おうち割を受けるためには

• 「ホワイト光電話」
• 「光電話(N)＋BBフォン」
• 「BBフォン」

のいずれかを選択しなければなりません。

「どれを選べばいいの・・・」とお困りの方もいらっしゃるでしょう。まずは番号ポータビリティをしたいのかどうか、それから119番や110番などの緊急通報の必要性などについて検討したうえで、ご自分の使い方にあった電話サービスを選びましょう。

	ホワイト光電話	光電話(N) ＋ BBフォン	BBフォン
使える電話番号	市外局番～	市外局番～ 050～	050～
番号ポータビリティ (加入電話で採番されたもの＊)	○	○	×
番号ポータビリティ (ひかり電話で採番されたもの＊)	×	○	×
緊急通報 (119番110番など)	○	○	×
通話料金の安さ	○	○	○
電話オプション加入の可否	○	○	×

おすすめは「ホワイト光電話」です。市外局番を取得でき（番号ポータビリティの場合は継続利用でき）、緊急通報も可能です。通話料も安く通話が多い方も安心して利用できます。唯一のデメリットは、NTT東西のIP電話サービス「ひかり電話」で採番された電話番号を継続利用できないことです。NTT東西「ひかり電話」で採番された番号を継続利用したい方は「光電話(N)＋BBフォン」を選ぶようにしましょう。

NTT東西「ひかり電話」をご利用中の方で、ご自宅の電話番号が加入電話由来の番号か、または「ひかり電話」で採番された番号か分からない場合は、”116番”に電話してオペレーターに調べてもらいましょう。

⇒「ホワイト光電話」と「光電話(N)」の違いとは?

電話サービスの工事費

「ホワイト光電話」「光電話(N)」の場合、ご利用に際して工事費が必要になります。

現在NTT東西のフレッツ光で「ひかり電話」をご利用中の方で転用により乗り換える場合、基本的には工事費はかかりません。ですが、環境によっては工事費が発生することもあります。

【参考】「ホワイト光電話」工事費

「ホワイト光電話」の工事費は次のとおりです

	工事費
番号ポータビリティ	3,300円
番号新規	1,100円

番号ポータビリティ：電話番号をそのまま「ホワイト光電話」に移行すること。

番号新規：「ホワイト光電話」で新しい電話番号を発番すること。

加入電話から番号ポータビリティの場合、回線休止工事費2,200円がNTTから別途請求されます。

【参考】「光電話(N)」工事費

	工事費
番号ポータビリティ	8,250円/3,300円※
番号新規	2,200円/1,100円※

番号ポータビリティ：電話番号をそのまま「ホワイト光電話」に移行すること。

番号新規：「ホワイト光電話」で新しい電話番号を発番すること。

※ソフトバンク光工事日と同日に工事がある場合、番号ポータビリティの場合は3,300円、番号新規の場合は1,100円となります。

加入電話から番号ポータビリティの場合、回線休止工事費2,200円がNTTから別途請求されます。

工事費は開通翌月の請求です。料金の明細はしっかり確認しておきましょう。

「SoftBank光」申込から「おうち割光セット」適用までの手続流れ

「おうち割光セット」による割引を受けるためには指定オプションへの加入が必須です。オプションの中身について簡単に理解した後は、ソフトバンク光へ申し込みをしましょう。開通後に、「おうち割光セット」へ申し込むことになりますよ。

ここでは簡単に手続流れを紹介します。

1．転用承諾番号を取得する＊
2．キャンペーンサイトから申込み
3．「SoftBank光 ご利用開始のご案内」の受取り
4．光回線の開通工事／宅内機器の接続
5．光BBユニットの接続設定
6．開通
7．「おうち割光セット」の申込み
8．機器撤去費用・プロバイダ違約金等の請求
9．キャッシュバック特典の受取り

お申し込みから開通まで3週間前後は見ておいた方が良いです。特に土日に工事日を設定したい方は時間的に余裕をみておきましょう。

手続について詳しくは以下の記事をご参照ください。

⇒ソフトバンク光申込みから「おうち割光セット」適用までの手続方法を解説!(キャッシュバック特典付き)