ドコモで購入したiPhoneやandroidスマートフォンをUQモバイルで使うには「SIMロック解除」が必須となっています。UQモバイルはau (KDDI)回線だからです。なんだか難しそう・・・な響きですよね。ですが5分もあれば簡単に手続きできます。わざわざショップに出向かなくてもオンラインでOK。
最終的に乗り換えなかったとしてもSIMロックを解除しておくことをおすすめします。海外旅行で渡航先のSIMカードを入れたり、中古端末として売ったりするような場合もSIMロック解除をしておく方が良いからです。
というわけで、この記事ではドコモ端末向けのSIMロック解除の条件と手続き流れを紹介します。参考にどうぞ。
2021年8月27日以降に新たに発売された機種には、SIMロックが設定されていません。そのためSIMロック解除の手続きは不要です。
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ドコモ端末をUQモバイルで使うには「SIMロック解除」が必要
ドコモ端末(iPhone/一部のandroid)をUQモバイルSIMカードで使うにはSIMロック解除は必須です。
というのも、ドコモ端末(2021年8月26日以前に発売の機種)に付属のSIMカードには他社で利用できないようロックがかけられているからです。SIMロック解除することでUQモバイルに乗り換え後も同じスマートフォンやタブレットを使うことができます。
「動作確認端末一覧」をご覧いただくとわかると思いますが、「SIMロック解除 要」となっています。
「動作確認済端末一覧」をチェックしておこう!
あなたのドコモ端末がUQモバイルで使えるかどうか「動作確認済端末一覧」で確認しておきましょう。「キャリア」や「メーカー」を選択し、お持ちの機種名を検索します。
「SIMロック解除」の項目で「要」となっているのがご覧いただけます。
ドコモのiPhoneはUQモバイルで使える
ちなみに、ドコモから発売されているiPhoneは問題なくUQモバイルで使えます。iPhoneは基本的に仕様が同じなので、発売元による違いはほとんどありません。
【ドコモ版iPhone】UQモバイルの電波を受信可能
ドコモ版iPhoneが対応している電波(周波数帯)を見てみましょう。
↓こちらはドコモ「対応周波数帯」から抜粋したものです。
一部のみ掲載となりますが、ご覧のとおり「〇」が並んでいますよね。これはドコモだけでなく、UQモバイル(つまりau回線)やソフトバンク、楽天モバイルの4G回線でもドコモ版iPhoneを使えるということです。
特にUQモバイル(au)のプラチナバンド:バンド18/26にも対応している点がiPhoneの特長です。
ドコモ版iPhoneは事前にSIMロック解除をしておけば、UQモバイルで問題なく使えることがわかります。
【ドコモ版iPhone】UQモバイル5G回線にも対応
4G回線だけでなく5G回線にも対応しています。
UQモバイル、つまりauは5G回線で3.7GHz帯を利用しています。ドコモ版iPhoneは同周波数帯にも対応しています。
事前にSIMロック解除をしておけばUQモバイル乗り換え後に5G回線を使えるということになります。
ドコモのAndroidは一部エリアで”圏外”になる可能性あり
一方、ドコモのAndroidでUQモバイルに乗り換えると一部エリアで圏外になる可能性があります。というのも、ドコモのAndroid端末の多くがUQモバイルの一部電波を受信できない仕様になっているためです。
【ドコモ版Android】UQモバイルの一部電波(プラチナバンド:18、26)を受信できない
↑こちらはドコモ版Android端末の一部のみ掲載となりますが、ご覧のとおり空欄の箇所があります。
特に、多くのAndroid機種がUQモバイル(au)のプラチナバンド:バンド18/26に非対応であることがわかります。
プラチナバンドとはスマートフォンでインターネット通信を行う上で主要な電波です。
ドコモ版Android端末でUQモバイルに乗り換えると一部エリアでは”圏外”になってしまう可能性が否めません。
UQモバイルの新機種が5,000円前後~買える
ドコモ版Android端末をお持ちの方がUQモバイルに乗り換えるための選択肢として、UQモバイルのスマートフォン(端末+SIMのセット)への機種変更が挙げられます。
auでも取り扱いのある機種がUQモバイルでも販売されています。
特にドコモからUQモバイルへ乗り換える方は安く最新機種を手に入れられるため大変お得です。
たとえばAndroidスマートフォン「AQUOS sense6s SHG07」。通常価格:40,470円ですが、ドコモからの番号移行乗り換え(MNP)を対象に割引後価格:18,470円で販売されています。
⇒UQモバイル「AQUOS sense6s SHG07」販売価格を確認してみる
SIMカードがセットになっているため、SIMカードの入れ替え作業が必要ないのも楽ですよね。
ドコモでAndroid機種を購入してから2年以上経過している方は、UQモバイル乗り換え時に新機種を購入を検討してみると良いでしょう。
ドコモ端末「SIMロック解除」手続き流れ
さて、前置きが長くなってしまいましたがいよいよ本題です。
SIMロック解除の手続はパソコンやスマートフォン「ドコモオンライン手続き」(My docomo)からできます。オンラインなら手数料無料。手数料を節約したい方は、My docomoからご自分でSIMロック解除を行いましょう。電話やドコモショップで行うと3,300円の手数料が発生します。
「ドコモオンライン手続き」受付時間:24時間
SIMロック解除は事前にやっておくと良いですよ。特にデメリットはありません。
step
1
製造番号(IMEI)を携帯電話の画面で確認
製造番号(IMEI)は携帯電話の電話番号入力画面で「*#06#」と入力すると画面に表示されます。15桁の数字です。メモしておきましょう。
※一部機種にて「/」「-」などの記号が表示されます。その場合は、各記号を除いた15桁の数字となります。
step
2
My docomoにログイン
My docomoにログインします。
【用意するもの】
- パソコンやWi-Fi経由などドコモのケータイ回線以外からお手続きの場合:「dアカウント」
- スマートフォン、ドコモ ケータイ(spモード)などドコモのケータイ回線からお手続きの場合:「ネットワーク暗証番号」
step
3
SIMロックを解除する
My docomoのホーム画面上にある「契約内容・手続き」をタップ。
画面をスクロールし、「契約内容・手続きのメニュー」→「その他」→「SIMロック解除」から「お手続きする」をタップします。
「SIMロック解除」画面で、製造番号(IMEI)を入力します。
「手続き内容を確認」画面で「SIMロック解除を申込む」「SIMロック解除の注意事項に同意する」にチェックを入れます。
受付確認メールを受信するメールアドレスを登録します。
注意ポイント
特にAndroidの場合、確実に受信できるメールアドレスを登録しましょう。SIMロック解除コードが送付されます。
次のページで「手続き内容」を確認します。SIMロック解除を行う機種名やメールアドレスに誤りがないかチェックしましょう。
最後に「お手続きが完了いたしました」と表示されます。「関連情報」欄の「Android端末の操作・設定方法」または「iPhone/iPadの操作・設定方法」を確認しましょう。
登録したメールアドレスに受付確認メールが届いているのを確認しましょう。
注意ポイント
受付確認メールを受信した時点ではSIMロック解除は完了していません。UQモバイルのSIMカード(ドコモ以外のSIMカード)を挿入した後にSIMロック解除完了となります。
ここからはUQモバイルのSIMカードを入手した後に手続きしてくださいね。
電源をOFFにしてドコモのSIMカードからUQモバイルのSIMカードに入れ替えます。端末の電源を入れます。
- iPhone→デバイスがアクティベーションされ、UQモバイルのSIMカードを使えるようになります。
- Android→SIMロック解除コードを入力します。
【参考】Android端末のSIMロック解除
ドコモ端末 SIMロック解除可能の条件
すべてのドコモ端末でSIMロック解除できるわけではありません。SIMロック解除の条件を確認しておきましょう。
対象機種
2015年5月以降に発売された機種であればSIMロック解除可能です。
SIMロック解除の義務化:総務省の施策により”SIMロック解除”が義務化されました。対象は2015年5月以降に販売された機種です。
2011年4月~2015年4月までに販売された機種でもSIMロック解除できる端末もあります。ですが、古いドコモ機種の場合、そもそもUQモバイルの電波に対応していない可能性があります。SIMロック解除できるからといって、必ずしもUQモバイルで使えるわけではない点に注意しましょう。
購入日からの経過期間
SIMロック解除できるかどうか、購入日からの経過期間も条件になっています。
購入日から100日を経過しているかどうかがポイントです。
購入日から100日を経過していない機種の場合
購入日から100日を経過していない機種の場合、端末代金の支払いを終えていればSIMロック解除可能です。
また、端末を分割払い(割賦)で購入した場合でも、携帯電話料金の支払い方法が「クレジットカード」であれば、購入後すぐにSIMロックを解除できます。
ドコモ公式サイトから引用しておきますね。
以下の場合は100日を経過していない場合でも即時にSIMロック解除の手続きが可能となります。
- 当該回線において、過去にSIMロック解除(回線契約期間中に受付したSIMロック解除が対象)を行っており、その受付から100日経過した場合
- 当該機種を一括払いでご購入、または分割払いでご購入され、その分割支払金/分割払金のご精算をされた場合
- 当該回線(解約済み回線を含む)または一括請求の代表回線において、ドコモの携帯電話料金のお支払い方法を「クレジットカード」に設定いただいた場合
購入日から100日経過した機種の場合
購入日から100日経過すれば、SIMロックを解除できます。また、解約後であってもSIMロック解除が可能です。おまかせロックなどの各種ロックは事前に解除しておきましょう。
ドコモ公式サイトから引用しておきますね。
①ネットワーク利用制限、おまかせロックなどの各種ロックがかかっていないこと
②購入日から100日経過した機種であること
【参考】中古ドコモ端末もSIMロック解除可能
2019年2月から中古のドコモ端末もSIMロック解除が可能になりました。知人・友人から譲り受けた携帯電話機や中古端末販売店で購入した中古の携帯電話機もUQモバイルのSIMカードに入れ替えて使えますね♪
中古端末販売店で購入した機種や知人・友人から譲り受けた機種は「ドコモオンライン手続き」(ドコモ契約をお持ちでなくても「dアカウント」登録をすればOK)、「ドコモショップ」にてお手続きができます。SIM解除ロック手数料については、ドコモオンライン手続きは無料。一方、ドコモショップは3,000円です。
SIMロック解除前のバックアップ
SIMロック解除したからといって、端末内のデータが消えるわけではありません。ですが、念のため、SIMロック解除完了前(UQモバイルのSIMカードに入れ替える前)に連絡先や写真などの大切なデータをバックアップしておきましょう。
具体的なバックアップ方法についてはドコモ公式サイトが分かりやすいです
ドコモからUQモバイルへ乗り換え手順
ドコモからUQモバイルへの乗り換えはすべてオンラインで手続きできます。流れは以下のとおりです。
ドコモからUQモバイル乗り換え手順のほか、手順については以下の記事を参考にどうぞ。
⇒ドコモからUQモバイル乗り換えの注意点7つとデメリット・メリット|タイミング・手順をまとめて解説
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